04/21/2011

エネルギーの法則

NYはものすごーく気持ちのよい青空が広がっています。
あなたの頭上にはどんな空が広がっていますか? 青い空でも、曇り空でも、雨模様でも、とにかく、おもいっきり吸って、吐いて。ふか〜く深呼吸できる空間であってほしい。そして、その空の下で懸命に生きているわたしたちみんなが、健康で、思い合って、愛し合って、助け合って、手をつなぎ合って、祈り合って、支え合って、その涙もそのうちくしゃくしゃの笑顔になるようなそんな日々を送れる世界であってほしい。 もう一度はっきり言わせていただきますが、それが、たとえ自然を理由にしたものでも、そして一部の、私たちにははかりしれない額の金額が動く世界での非常に複雑なしがらみを理由にしたものでも、犠牲になるのは私たち人間であり、自然であり動物達であり、多くはまったくそんなことには関わりのない、大切な命・人生が’その波に飲み込まれます。 魂は耐える事なく何度でも人生をやり直すとしても、永遠の存在だとしても、この人生は一度きりです。人間が人間を傷つける行為があってよいはずはありません。家族が、友人が、恋人が・・・どれだけの人がひとりの死を前に涙を流すでしょう。。。どれだけの人がその人を恋しく思い、何年も、もしかしたら亡くなるまでその喪失を抱えてひとり生きて行くのでしょう。。。負傷し、体の一部を失う人もいます。寝たきりになる人もいます。ずっと闘病生活を過ごす人もいます。何年も経ってから発症する人もいます。数年後に生まれて来た体が影響を受けている人もいます。たくさんのことをあきらめねばならず、たくさんの涙を流します。 天災は人災です。 それが国だろうが、大きな組織だろうが、政府だろうが、一部の大金持ちだろうが、会社のトップだろうが、隣の人だろうが。。。私たちは繋がっています。被害を受けた人も私たちの一部。そして、加害者となる彼らも私たちの一部。他人事、と思うかぎり、その一部のエリアの人たちだけの問題、と思ってしまうかぎり、何も変わりません。そして、必ず無視した事、は何度でも気づくまで戻ってきます。自分と他人を分離している限り、何度でも。エネルギーの法則、宇宙の法則というのはそういうことです。 人間が起こした事なら、償うのは人間です。 私たちひとりひとりがやるしかないのです。 どこにいても、どんなに遠くても、自分の上には平和な青空が広がっていても。 ひとりひとりにそれぞれの役があり、みんなになにかできることがあります。 誰も無力なんかじゃありません。 それは、目の前の食事に、元気な自分に、笑顔の友人に、働いてくれている家族に、そこにいてくれる木々や草花に、自分の家族になってくれた動物に、きれいな水に、暖かいおふとんに、感謝するところからでいいのです。 そして、今、それらが与えられない人たちの為にどうか祈ってください。 手を貸せる人は自分を差し出し、抱きしめられる人は愛で抱きしめ、お金を与えられる人はお金を差し出し、物をシェアできる人は喜びとともに分け与え、時間を費やせる人は自分の時間を与え、調べられる人は調べ、伝えることができる人は真実を伝え、悪い事をやってしまっていた人は勇気を持ってやめ、無視と無知でいることで自分を守って来た人は心を開き、変化を怖れていた人は勇気を持ち方向転換をし、代替法を考えつける人はそれを発表し、決定できる人は世界中の為になる決定をしましょう。 エネルギーは、ひとりひとりの心から、魂から発生し、広がっていくのです。私たちが今目の前に見ている事は、その結果です。未来は私たちの心が創っていくのです。

Only the development of compassion and understanding for others can bring us the tranquility and happiness we all seek.

~ Dalai Lama

他人への思いやりと理解を発現させることのみが我々皆が探求する平安と幸福を我々自身にもたらすことができるのです。

ダライ・ラマ

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