09/08/2011

9/11

"Setsu, where are you!!!!!!!!!?????" 携帯が鳴って、出るとお世話になっていた米人の弁護士さんがものすごい勢いで聞いてきました。「だいじょうぶか!?どこにいるんだっ!?」澄んだ青空の下、子供達のお医者さんのオフィスに歩いて行く所でした。その頃密かに離婚を決心していた私は少しずつ引っ越しをする準備をすすめており、5歳の息子と1歳の娘を入れるデイケアセンターに提出する子供達の健康診断書を受け取りにいく所でした。「まだNJだけど、どうしたんですか?」と聞き返すと「オフィスにいるんじゃないのかっ!???」と。「オーマイーゴッド!節、今、君のオフィスに飛行機が突っ込んだから。そこにいなさい。向こうには行けないと思うから。危ないからそこにいなさい。」 電話を切ると、それまで電話の向こうでものすごく焦って叫んでいた弁護士さんの声とはうってかわった静けさがまわりにありました。日差しの中、人々がのんびり歩いていました。何が起こったのかよくわかっていなくて、そのままとにかくお医者さんのオフィスに向かいました。着くと、大きなそのビルの前にお医者さんが立っていたんです。「?」と思っていると、お医者さん(黒人女性)が駆け寄って来て突然抱きしめてきました。「神様、ありがとう!節が予約をキャンセルしないでちゃんとここに予定どおり来てくれるように祈っていたのよ!節、いい?神様があなたを救ってくださったの。だから、これからは自分の命をうんと大切に生きていってね。」 2001年9月11日。 私は命を救ってもらい、新しい日々を生きることになりました。 私がワールドトレードセンター内にあるオフィスで働いていた事を知っていた子供達のお医者さまはTVで様子を知って、ずっと祈っていてくださったのだそうです。本当にありがたいことです。そのまま手を引かれて彼女のオフイス内の小さなTVの前に連れて行かれ、見ると、見慣れたビルから煙がもうもうと出ています。何も知らずにいた私は、弁護士さんから血相を変えた声の電話をもらっても何が起こっているのかよくわからずにいましたが、その画面を見てやっと理解できました。「節、あのね、私のオフィスって、11時オープンって知ってた?」「え!?9時オープンじゃないんですかっ???」 数週間前、子供達の健康診断書をいただくため、予約の電話をしているときです。あいている日時を言われた場合ほとんど私は変更をリクエストする事はありません。ですが、その時に限って、「ごめんなさい、9月11日はだめでしょうか?」と聞きました。理由は特にありません。アシストさせていただいていた会長のスケジュール上都合が良かった気もします。「いいわよ。じゃあ、11時にね。」とお医者さん。「あのー、もう少し早い時間はだめでしょうか?」少しでも早く病院に行って、なるべく早く会社に出社したかったからです。「そうね、じゃあ。。。9時に来る?」と聞かれて、「ありがとうございます!」と私。もちろん、11時がスタート時間だったと知っていたら早めに時間を変更するようなお願いはぜったいにしていません。9時オープンだと信じきっていたのです。 「あのね、もう10年以上このオフィスを持っているけどね、私今まで一度も11時より前に開けた事はないのよ。神様がそうしてくださったとしか思えないわ。だからね、節はね、生きなさい、って言われているのよ。」とその個人オフィスを持っていらっしゃるお医者さんが言ってくださいました。びっくりしました。娘が急病だったわけでもありません。提出するたった一枚の紙をもらうだけだったのに、そのためだけにはじめて早くオフィスを開けてくださったお医者さん。誰かが後ろで教えてくれたのでしょう。予約を9月11日にしなさい、と。なにも気がつかないまま日にちを9月11日の午前9時にしていた自分。こうして、たくさんの奇跡、たくさんの運命の波に乗ってたくさんの方達があの日救われ、そしてたくさんの方達が犠牲になられました。 先日、久しぶりにスペースクレンジングの仕事の後に、近くだったので思い切ってワールドトレードセンターの跡地にひとりで行ってみました。知らない間にものすごい巨大なビルが建っていました。驚きました。着実に、再生に向けて建設が進んでいました。周りの音とはまったく別世界の、しん。。。。とした静寂のエネルギーがそこにありました。大好きな、そしてすばらしい癒しのエネルギーに満ちたファイナンシャルセンターを出た所にあるハドソン川添いのスペースに出てみました。あまりにもあの頃のままで、いつもあそこに行く度に、2つの大きなビルがそこににょきっと立っているのではないか、と錯覚をしてしまいます。そして、やっぱりなくなってしまったのだ、と知り、涙します。たたずみ、階段に座り、空を見上げ、思いを過去に馳せます。そして今、に思いを戻せば、太陽の光がすばらしく、青空の下、爽やかな風がほんの少し吹く中、たくさんの人たちがランチやジョギングやサイクリングやお散歩でのんびりとみんな笑顔で、そこにいました。生命に溢れていました。すばらしい、と思いました。犠牲になられた方々の魂は今はどんな素晴らしい所に行っておられ、今、どんなふうに地球を見ているのでしょうか。。。。思いを馳せ、残されたご家族や愛する方々の為に祈りました。今年、10年目になりますね。 5歳だった息子は15歳に。1歳だった娘は11歳になりました。 同じ会社に勤めていた米人弁護士Tさんの弟さんは消防士で、あの日、命を捧げみなさんを守ってくださいました。小さな可愛い息子さんと奥様を残して。ずっとふたりを天国から見守ってくれているはずです。あの時支え合った同僚達は皆それぞれ違う場所に旅立ち、家族を持ち、それでも、今でも同じ思いを経験しあった仲間として繋がっています。すべてを一瞬にしてなくす、という経験は、した事がない方達には想像もつかないと思います。どんなに近くにいても、どんなに親しくても、「当事者」にしかわからないことは、やはりあります。私は結局離婚をし、ずっと子供達とここNYで暮らしています。アタックでオフィスはなくなってしまいましたが、その後移転した後もその会社にずっと勤めさせていただいて、13年勤めた後、今年1月にわがままを言って退職をさせていただきました。セッションに集中する為です。天からいただいた命です。天の声には従わなくてはなりません。 あの場所に、浮かばれずさまよっている魂なんてひとつもありません。怖い思いをしておられる方々は、それは思い込みをされておられるのだと思いますので、どうかもうあの場所を怖がらないでくださいね。私たちにすべては理解できませんが、犠牲になられた方々の魂はすべて美しい場所に行っています。ワールドトレードセンターとその川沿いはすばらしいエネルギーに包まれた場所です。アタックの前からです。だから、そういう場所、に選ばれたのであり、理由なくたまたま狙われ、たまたま大きな犠牲を出す事にはなりません。どうか、NYに来られた際は、WTCの後ろにある川沿いをゆっくりと南から北上し、ファイナンシャルセンターあたりで手を合わせていただいて、そしてもう少し上までゆっくり川沿いを歩いてみてください。何とも言えない穏やかさに包まれ、癒されます。そして、どうか、忘れないでください。私たちが多くの方々の犠牲を元になにを学ばなくてはならなかったのか。どうして今、私たちはあの大きな出来事が起こる時代に生きていなくてはならなかったのか。すべて、憎しみあいをやめ、区別する事をやめ、差別する事をやめ、虐待をすることをやめ、ただ一つの神からの教えに心を向け実行する事です。 「私たちは愛そのものなのです。愛し合いなさい。」 Love, Thanks and Hugs, Setsu Psychic, Channeler, Medium, Healer, Spiritual Advisor, Light Worker Session reservation: onenessinlove@hotmail.com Web: www.oneness-in-love.com

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